楽天からもようやく「Rakuten Optimism 2019」戦略共有会の動画配信の案内がありましたので、楽天オプティミズムに参加できなかった店舗さんも送料無料ラインの情報を知ることができました。
私は実際に今回の楽天オプティミズムに参加しその場で話を聞きましたが、この発表された時の会場全体の雰囲気と言ったら、、、
いや、たしかに今年の1月に開催されたカンファレンスで送料無料の一律化の話が出ていました。
しかし、こんなに短い期間で決定するとは予想していませんでしたね。
アマゾンの牙城を切り崩すためには、この方法しかないのでしょう。
3980円送料無料ルールに踏み切った理由は、
【楽天は送料がお店によってバラバラなので、送料無料ラインが統一化されれば買い物しやすくなる。】
ということです。
たしかにこれは事実だと思います。
ただ、このルールだと確実に商売を続けられない店舗が出てくるんですね。
たとえば、ドリンクや食材のお店がそうではないでしょうか?
送料無料ラインが統一されたら今の価格では送料分で赤字になってしまうので、値上げせざるを得なくなると思います。
しかし、型番商品を値上げするということは、他モールと比べた時に楽天の商品が高くなってしまいます。
型番商品なのに競合との価格に大きく乖離があるということは、売上げを上げることは難しいということです。
たしかに、買い物がしやすくなり楽天市場がよりユーザーに選ばれるようになり、全体の売上げは上がるかも知れません。
しかし、楽天においては食品ジャンル(ドリンクや食材が属するジャンル)の売上げが占める割合が最も高いのです。
もし、食品ジャンルの店舗が商売を続けられない状態になると、、、
上記に該当する店舗はこれを機にヤフーショッピングやアマゾンに力を入れることになります。
私自身もまだ対策は考えられてはいませんが、何かしら手は打たないといけませんね。
さて、楽天市場は一体どうなってしまうのか。
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