こんにちは!
楽天ネットショップの売上を上げる専門家【楽サポ】の大野です。
「楽天で売上を上げるためにはアクセス分析が大事なのはわかっているけど、データをどのように活かせばいいのかわからない。」
とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
今回の記事では、RMSに新しく追加された機能「商品分析」を使ったアクセス分析方法について説明します。

今までもアクセス分析ツールはあったのですが、新しい「商品分析」の方が断然使いやすいです。
従来のアクセス分析では手に入れるのが難しかった形式でデータを確認できますし、アクセス分析は店舗運営に必須のスキルですので、ぜひ参考にしてみてください。
従来のアクセス分析との違い
楽天RMSに「商品分析」という新機能が追加されました。アクセス分析できる機能は今までもありましたが、従来との大きな違いは、アプリ経由のデータが確認できることです。
楽天市場は全体的にスマホ経由のアクセスが増えていますが、今までスマホ経由とアプリ経由でどれぐらいアクセスがあるかわからなかったのです。
今回の「商品分析」ではアプリ経由のデータが確認できるようになりましたので、この機能だけでも「商品分析」を使うべきなのがお分かりいただけると思います。
アクセス分析から少し話がずれますが、先日、楽天株式会社の2019年度第1四半期決算説明会にて「楽天市場モバイル流通総額比率」が発表されました。

モバイル流通総額比率は73.1%(前年同期比6.6ポイント上昇)
もうこれは「スマホの方が最近アクセス多いよね」と呑気に言っている場合ではなくなっています。
スマホ対策 >PC対策 と考え方を改めていかないといけません。
新機能「商品分析」の場所
商品分析の場所は、RMSにログイン後、【データ分析】-【3 アクセス分析】-【2 商品分析】にあります。

【データ分析】-【3 アクセス分析】-【2 商品分析】
以下の画面に切り替わり、赤枠内のスマートデバイスアプリを選択して、絞り込みをクリックするとアプリ経由のデータが閲覧できます。

どの項目を確認すべきか
「商品分析」には様々な項目がありますが、アクセス分析に必要になるのは以下4つの数値のみ確認すれば問題ありません。
・訪問数
・転換率
・離脱率
・売上件数
分析方法と対策(その1)
アクセス分析方法は、ふたつの項目を掛け合わせることで、必要な対策がわかります。
具体的にはこのように【訪問数】と【離脱率】の掛け合わせの表をつくります。
アクセスが多く、離脱率が低い商品ページを実現するためには、以下のような施策を施すことで改善することができます。

実際に訪問数や滞在時間が増えると転換率が上がるというデータがありますので、回遊性アップの対策を行うことは売上を最大化するためには重要な施策のひとつです。
分析方法と対策(その2)
つぎは【訪問数】と【転換率】を掛け合わせた表をつくります。

同じようにこちらの表を使い、アクセスが多く転換率も高い位置に持っていくために必要な施策を考えます。

そして、ページを改善したあとは「売上件数」と「転換率」の数値を見て、対策が効いたのか判断します。
まとめ
ネットショップはやることが本当にたくさんありますので、効率よく仕事をすすめる必要があります。
アクセス分析ができるようになると、どの商品ページを修正すれば良いのか適切な判断ができるようになり、売上げアップのスピードが早まります。
また、売れる商品ページを作成する際のチェックリストを無料で配布しています。
ぜひ、ご活用ください。
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